【特別企画第1弾】真壁利明理工学部長インタビュー[3/3]

第2回目の記事Link では,慶應義塾150年に関してお話を伺った.最終回となる今回は「矢上キャンパス」そして私たちが主催する「矢上祭」に視点を移していこう.

矢上キャンパスのいいところ~萌芽分野を生み出す雰囲気とは~

――― 学部長の考える、矢上キャンパスのいいところはどこですか?

学生の皆さんは他大学事情に接する機会が少ないために、「矢上キャンパスはいいところだ」と言われてもピンとこないと思うんだけど、理工学という学問の性質上キャンパスでは先生と学生が深く触れ合う機会が増え、両者が大変フレンドリーな環境が築かれ、共に学びともに研究する雰囲気が充満しています。

矢上キャンパスを見上げる
丘の麓から見た矢上キャンパス

また、このフレンドリーな環境は自由な雰囲気を生み、このキャンパスからは「あれっ」と思うような新しい分野がうまれてくることが、他大学の先生にも指摘されています。初期のインターネットもそうだったけど。[*]

(*脚注:日本におけるインターネットの先駆け的存在となったWIDEプロジェクトLink は1982年に矢上キャンパス内に構築された学内ネットワークに端を発している。なお、WIDEプロジェクトの代表である村井純氏は現在慶應義塾の常任理事を務めている。)

情報開示としての矢上祭 ~地域との共栄のために~

――― そんな中で矢上祭に期待することがありましたら是非お教えください。

今の時代、社会の一員としてどの組織であれ説明責任が重要となっています。その点、9年前はじめて矢上祭を企画し開催した段階から、日吉の商店街の方々が協力し参加して頂いている話を伺ったとき、矢上祭のバックボーンを見たような気がしました。地域住民の皆さんから見たら、この矢上の丘のビルディングの中で何が行なわれているか普段分からないと思います(笑)。

第8回矢上祭の様子
矢上祭当日は地域住民の方も多数訪れる.これは矢上祭の持つ「地域密着型」というひとつの特徴の現れといえよう.

それが矢上祭をきっかけに地域の人に来ていただいて、また見学もしていただける。これは広い意味での情報開示で、21世紀の社会で共生して生活していくために大切なことです。大きな意味で、学生、地域住民の皆さんと教職員の間のふれあいの場、これを用意してくれるということは、我々このキャンパスを運営しているものとして、非常に嬉しく思っています。

――― 本日はお忙しい中,どうもありがとうございました!

インタビュー終了後に
お忙しい中のインタビューありがとうございました!

インタビュアー:小泉和也(理工学部機械工学科3年,矢上祭実行委員会広報局長:写真右)

写真撮影:徐昰昱(理工学部化学3年,矢上祭実行委員会財務担当:写真左)

— posted by 小泉@広報局長 at 11:08 pm   commentComment [104]  pingTrackBack [0]

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