矢上祭を支える人々―縁の下の力持ち―

はじめまして。総務局二年、備品統括兼模擬店担当の諏訪部です。

「総務」っていうのは「総合事務」の略です。主に学校側との交渉・申請などを行います。他大学実行委員会では「渉内」だったりしますね。他にも、矢上祭の「総務」には模擬店出店団体管理・展示出展団体管理・環境対策という仕事もあります。

さて…本日、備品申請に行ってきたんです。事情により予定より1日早い申請になりましたが、なんとか一部除いて申請は完了しました。あとは個数の調整だけです。「備品」っていうのは、学校から借用して使う物品のことです。たとえば、プロジェクター(普段授業で使用)とか、カラーコーン(普段工事で使用)とか。矢上祭で使う全備品を集計して、今日申請して、許可が出て、当日使えるようになります。その管理の主務を私がやっています。壊さないように、迷惑かけないように……

ライブハウス企画で出演者たちが演奏する時にのっている台だって、備品です。パンフレット配布所で使われる長机だって備品です。むしむしランド内にある観葉植物だって備品です。

決して自分は舞台には出ることはないけれど、祭の縁の下を支えている存在である「総務」。「総務」の仕事、ハマったら病みつきになりますよ?

祭の陰の存在ではありますが、楽しいお祭りになるよう、がんばっていきますので、是非是非10月11・12日は矢上キャンパスまでいらしてください。

— posted by 諏訪部@備品統括 at 11:55 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

【特別企画第1弾】真壁利明理工学部長インタビュー[3/3]

第2回目の記事Link では,慶應義塾150年に関してお話を伺った.最終回となる今回は「矢上キャンパス」そして私たちが主催する「矢上祭」に視点を移していこう.

矢上キャンパスのいいところ~萌芽分野を生み出す雰囲気とは~

――― 学部長の考える、矢上キャンパスのいいところはどこですか?

学生の皆さんは他大学事情に接する機会が少ないために、「矢上キャンパスはいいところだ」と言われてもピンとこないと思うんだけど、理工学という学問の性質上キャンパスでは先生と学生が深く触れ合う機会が増え、両者が大変フレンドリーな環境が築かれ、共に学びともに研究する雰囲気が充満しています。

矢上キャンパスを見上げる
丘の麓から見た矢上キャンパス

また、このフレンドリーな環境は自由な雰囲気を生み、このキャンパスからは「あれっ」と思うような新しい分野がうまれてくることが、他大学の先生にも指摘されています。初期のインターネットもそうだったけど。[*]

(*脚注:日本におけるインターネットの先駆け的存在となったWIDEプロジェクトLink は1982年に矢上キャンパス内に構築された学内ネットワークに端を発している。なお、WIDEプロジェクトの代表である村井純氏は現在慶應義塾の常任理事を務めている。)

情報開示としての矢上祭 ~地域との共栄のために~

――― そんな中で矢上祭に期待することがありましたら是非お教えください。

今の時代、社会の一員としてどの組織であれ説明責任が重要となっています。その点、9年前はじめて矢上祭を企画し開催した段階から、日吉の商店街の方々が協力し参加して頂いている話を伺ったとき、矢上祭のバックボーンを見たような気がしました。地域住民の皆さんから見たら、この矢上の丘のビルディングの中で何が行なわれているか普段分からないと思います(笑)。

第8回矢上祭の様子
矢上祭当日は地域住民の方も多数訪れる.これは矢上祭の持つ「地域密着型」というひとつの特徴の現れといえよう.

それが矢上祭をきっかけに地域の人に来ていただいて、また見学もしていただける。これは広い意味での情報開示で、21世紀の社会で共生して生活していくために大切なことです。大きな意味で、学生、地域住民の皆さんと教職員の間のふれあいの場、これを用意してくれるということは、我々このキャンパスを運営しているものとして、非常に嬉しく思っています。

――― 本日はお忙しい中,どうもありがとうございました!

インタビュー終了後に
お忙しい中のインタビューありがとうございました!

インタビュアー:小泉和也(理工学部機械工学科3年,矢上祭実行委員会広報局長:写真右)

写真撮影:徐昰昱(理工学部化学3年,矢上祭実行委員会財務担当:写真左)

— posted by 小泉@広報局長 at 11:08 pm   commentComment [102]  pingTrackBack [0]

【特別企画第1弾】真壁利明理工学部長インタビュー[2/3]

第1回目の記事Link では,「理工学部」の今後に関してお話を伺った.2回目の更新となる今回はその続きとして,慶應義塾150年という点にスポットを当てる.

慶應義塾150年と「理工学部」~学問分野の再融合の契機として~

――― 今年2008年は慶應義塾創立150年ということでさまざまな記念事業が行われていますが、個人として特に慶應150ということで意識されていることはありますか?

この慶應義塾創立150年というのは福澤諭吉先生が鉄砲洲に蘭学塾を開いてから150年なわけです。ところで、いま我々が何の疑問も持たず受けている教育は、数学、物理、化学、電気とか機械とかいうように、色々な学問あるいは専門分野に分かれています。これは先達が自然科学や社会科学、人文科学の中を切り分けて作ったものです。これまで合理的な区分であったもの、それが学問化しているわけですね。現代においては先に指摘したように科学技術は多様化しています。これからの科学技術を担う皆さんは、細分化して切り分けられてしまった学問分野を再融合して、そこから新しい科学技術を生んでいく責任がある世代です。

この150年記念というのはそういう意味で、新しい学問、技術、あるいは科学技術の融合分野を生んでゆくきっかけになったと、しかもそれが慶應義塾の理工学部から生まれたと、後から振り返ったときに実感できれば非常に幸せだと思っています。

矢上キャンパス
矢上キャンパスの記念装飾(理工学部公式サイトより)

――― 「学問分野の再融合」を成し遂げるために、私たち学部学生が今なすべきことはなんでしょうか?

皆さんのように若い学部の学生さんにとって大切なことがあります。理工学部でそれぞれの学科の基盤学術をしっかり身につけて、その基盤学術を自分のツールにして欲しいということです。理工学の道を歩み続ける場合、大学院では、思い切りそのツールをスキルとして生かし融合できるような分野に進んで(あるいは切り開いて)欲しい。自分が持っていたものを出して、相手が持っていたものを吸収して、お互いにそこから新しいものを共同して考えてゆく(相手に供給するものがなくてはなりません)。そういう意気込みでやってほしい。これがきっかけで萌芽的分野が育ってゆく可能性が生まれます。

皆さんは、そういう意味では大変ワクワクする世紀にいるわけです。若い皆さんは「もう科学技術はみんな出来上がってて、これ以上、新しいことがほとんどないんじゃないか」と一人合点しているかも知れません。しかし、歴史を学んでみると、人類は今まで常にそうやって発展して次の時代を築いてきたはずなんです。

もう一つはよく言われることです。人生で友達を作ることが出来るのは学生時代です。なるべく多く、いろんな分野の友達を作ってほしい。個人が考えられること、あるいは個人の感性で理解できることには限りがありますから、友達を作るということは今後の人生を何倍にも豊かにするわけです。人間なんだから、やっぱり人生を豊かにしなきゃだめです。

第3回(矢上キャンパス,そして矢上祭に続きます.)Link

— posted by 小泉@広報局長 at 09:04 pm  

【特別企画第1弾】真壁利明理工学部長インタビュー[1/3]

去る8月某日、夕立の雷鳴がかすかに聞こえる中、真壁利明理工学部長・理工学研究科委員長へのインタビューを行った。昨年度のインタビューLink では就任直後に学部長としての抱負を伺ったが、それから約1年が経過した。

今年2008年は慶應義塾創立150年、さらに6年後には理工学部創設75周年を迎えるが、この先理工学部はどのような方向に歩もうとしているのであろうか?その中で矢上祭に期待されるものとは?矢上キャンパスを率いる真壁学部長に直撃した。

これからの「理工学部」~グローバル化と多様化の中で~

――― 学部長就任から1年と数ヶ月、一教員であったときとの違いをどのような点で感じますか?

皆さんが日常、目にし耳にする大学に関する記事には、大学教員の教育と研究と社会貢献について、その質と量をともに問うものが多いですね。私は去年の4月に学部長に就任するまで電子工学科の教員として、この3つを「プラズマナノテクノロジー」分野で行ってきました。ところで、この矢上キャンパスでは、およそ280名の専任教員と、これとほぼ同数の非常勤の先生方が150名近い職員の皆さんとともに、2000名の学部3・4年生、1800名の修士・博士課程の大学院生の教育と研究、またこれに関連した社会活動に日々活動しています。キャンパスの中で、すべてのことに責任がある立場になるということは当然ですが、専門分野をもって活動していた時代と比べて大違いですね。

21世紀のいま、教育グローバル化が急速に進みつつあります。欧米諸国にいても、我が国にいても、同様の教育が受けられるシステムへ移行しつつある、歴史的に見ても非常に大きな変革の時期です。同時に、地球温暖化に代表されるように「地球環境の保全」と、「持続的発展」いうキーワードで表現される時代背景のなかで理工学部を運営しています。もっとひろく人類の21世紀というのが、一体どういう科学技術の時代かと問われると、私としては「こんな時代ですよ」というよりはむしろ、科学技術の発展の方向が多様性に満ちた時代と認識しています。教育グローバル化と、科学技術の多様性と高度化の下で、どういう風に今後の塾理工学部と大学院理工学研究科が進んでいくべきかを学部長になってから深く考えるようになりました。

――― グローバル化と多様性の時代、理工学部はどのように進んで行くのでしょうか?

これから10年、15年先に科学技術が色々な方向に発展していくとき、それを受け止め中心となって各方面で活躍できる柔軟な力がわが国には欲しいわけです。そのために世界トップクラスの教育・研究拠点としてのキャンパスのプラットホーム―教育のプラットホーム、研究のプラットホームなど―の再整備の時期だと思っています。これをソフトとハードの両面から行おうとしています。このためにリノベーション会議を設け青写真を描いています。

矢上キャンパスのシンボル:創想館
矢上キャンパスの玄関14棟は「創想館」とも呼ばれる.

第2回(慶應義塾150年と「理工学部」に続きます.)Link

— posted by 小泉@広報局長 at 11:10 pm  

秋のオリンピックセンター会議

はじめまして!!委員長の小林正和です。

副委員長・広報局長・編集長が続々と投稿するなか、遅ればせながら登場させてもらいます。

さて、タイトルにもあります通り、9月8日にオリンピックセンターで会議を行ってきました。そこで、軽くオリンピックセンターでの会議について説明します。

私たち実行委員は、春3月と秋9月の年二回、オリンピックセンターで会議を行っております。この会議は、毎週金曜日に行っている定例会議とは別箇のものとされており、最大の目的は普段の会議での進行状況をお互いに発表するというものです。

3月の会議では、4月に新1年生を受け入れる前の最終確認としての色合いが強いのですが、9月の会議は本番まで残り1か月という時期なので、より当日をイメージしながらの会議となっています。

そんなオリンピックセンター会議では、ある催しが並行して行われています。それは…「矢上祭クイズ」。副委員長が作ったこのクイズは、「講演会には誰が出るんですか?」や「花火は何時から始まるのですか?」など、来場者からの質問を予測したものとなっています。したがって、このクイズを解答し終えた委員は、ある程度の質問には答えられるようになっているのです。

また、会議で行われる委員のプレゼンの端々にクイズのヒントとなる情報が隠れているため、プレゼンを聞いていくにつれて、少しずつクイズの解答が明らかになっていき、最後までプレゼンに対する集中力が切れないという効果もあります!!

オリセン会議の風景
オリセン会議は年に2回(春・秋)に行われます。みんな真剣!

さあ、矢上祭まであと1ヶ月となりました。今回のオリンピックセンター会議で共有し合った情報をもとに、最後の最後まで最高の文化祭を作るために奔走していきたいと思っております。どうぞ、お楽しみに!!

— posted by 小林@委員長 at 02:43 am   commentComment [1]  pingTrackBack [0]

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